【+2】私の手
これは評価が難しい実話怪談ですね。困ったな。たとえばこの話を第三者に語った時に実話怪談として成立するかというと、かなり難しいと思えるのですよ。妄想的な怪異が味ではあるのですが、それゆえに実話怪談としてのリアリティが伝わりずらいと言おうか。だからこそ文章で伝えると生きて来る怪談だと思えるのですが・・・。雰囲気や文章はかなり好きです。あと少しだけドヨドヨした重々しさが伝わってくれば・・・だけどそうすると小説的になって点数が下がる可能性も高いか(^^;幽体離脱系の体験談としては貴重な事例ですよ。予想外な怪異てまだまだあるのですね。